子供の矯正治療との違い
歯の生え代わりやアゴの成長は終わっているので、今現在の口腔内の環境でいかに綺麗に並べるかの問題になってきます。
大人になると矯正治療ができないとお考えの方がいらっしゃいます。歯並びの治療は何歳からでも始めることができます。
歯の生え代わりやアゴの成長は終わっているので、今現在の口腔内の環境でいかに綺麗に並べるかの問題になってきます。
噛みにくい、笑った時の歯ならびが気になる、歯磨きがしにくく虫歯になってしまったなどが挙げられます。また最近は健康に過ごすために歯並びを良くしたいという患者さんが増えてきています。
矯正治療は時間と費用はかかりますが、虫歯などをできにくくする予防の一番の治療と考えています。
やはり歯並びがガタガタだと虫歯のリスクが高くなります。将来健全な歯を残すためにも歯並びが原因で虫歯になってしまった経験のある方は特に治療をお勧めします。
ガタガタの度合いが少ない患者さんは歯を虫歯の影響がない程度に削ることによって隙間を作り歯を並べる事があります。
通常2−3年になります。
歯を抜いて治すかどうかの判断基準として患者さん一人一人アゴの大きさに対して歯が収まる量は決まって、あごの大きさの限度を超えてガタガタの量が多い場合は歯を抜く選択をします。
他には過度に出っ歯の場合や口元が出ていて気になる場合も歯を抜いて治療を行います。
装置周りは汚れが付きやすいので専用の歯ブラシを使い装置周りをしっかり磨くようにしてください。
装置の使用時間は指示どおり守ってください。また小さな輪ゴムを使う時がありますので同じように時間を守るようにしてください。
治療の日の他にクリーニングに来ていただきクリーニングを行います。
ボタンを使う治療では粘着性の高いガム、キャラメル等は控えていただきます。
歯ならびが原因で磨き残しが多くなると虫歯、歯周病になります。治療したとしても繰り返してしまう可能性があります。
顎関節症は心理的要因など様々な原因が挙げられますが、歯並びもその原因の一つと言われています。